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学びのカテゴリー 第一章その2「ドレミゆるの法則」

2023.03.20

■■■『コミュニケーション力を高める!★声みがき術!』■■■            
          
執筆者:牧野俊浩(セラピー音楽家・ヴォーカルアドヴァイザー)
    
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■■■ 学びのカテゴリー 第一章その2「ドレミゆるの法則」 ■■■

現代の生活にストレスを感じておられる方も多いと思います。
肩こりからくる頭痛、めまい、はきけ・・・厄介なものですね。

勿論現代人の、そういう傾向に対応して、いくつも解消策が提案されています。
ビタミン剤もありますし、磁気ネックレスも販売されていますし、お好みで
いくつかの方法を同時に使えば良い効果をあげることも可能だと思います。

でもここでは「声みがき術」のレッスン関連での提案です。
どこでもできます。これは斎藤孝先生の提唱する「ゆる」をヒントにして、
音楽的処理を加えたものです。

 斎藤孝先生プロフィール
東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程終了。
専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。

 無音で実施するよりも、鼻歌を歌いながら気楽に実施してみてください。
「サウンド オブ ミュージック」の中の、「ドレミの歌」を使ってみます。
「ドレミの歌」に合わせて、肩の緊張を取って行きます。

先ず両肩を5回ほど上下させてみてください。
注意ポイントとしては、肩を上げる時は思い切り力を入れて上げる事です。
逆に下に降ろすときは、まるで糸が切れたかのようにストンと落とします。

つまり究極の緊張とダラッとした弛緩を交互に味わってくださいね。
5回ほどそれを経験したら、軽く左肩を上げた状態から、外に肩先に筆をつけた
ようなイメージで身体の外側に円を書くようなつもりになります。

先ずは前向きに4回。
鼻歌としては「ドレミの歌」の「ドはドーナツのド」までで4回できますね。
次は、「レはレモンのレ」と歌いながら逆回しで4回。

最後の「さあ歌いましょう」までの流れは以下のようになります。


「ドはドーナツのド」・・・・・・前回しで4回
「レはレモンのレ」・・・・・・・後回しで4回
「ミはみんなのミ」・・・・・・・前回しで4回
「ファはファイトのファ」・・・・後回しで4回
「ソは青い空」・・・・・・・・・前回しで4回
「ラはラッパのラ」・・・・・・・後回しで4回
「シは幸せよ」・・・・・・・・・前回しで4回
「さあ歌いましょう」・・・・・・後回しで4回

左肩が終了したら、今度は右肩で「ドレミゆる」という具合です。

ここまでで32×2=64回ですね。1秒に1回としても1分少々。
左右2回づつやっても2分ちょっと。

けれど結構、これは肩が楽になりますよ。

上半身の凝った状態では、良い声は生み出せません。
「肩の凝り」は「心のこり」(心残り?)

お得な体操だと思いませんか。
是非お試しください。

もし、うまく円が描けないようでしたら、
肩胛骨(けんこうこつ)を動かすようにすれば、イメージ通りに行きます。

皆様方のご意見を頂きたいと思います。
解りにくい表現などがありましたら、是非ご指摘下さい。

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