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未知との遭遇

2024.06.04

■今日のバイブレーション■

          未知との遭遇                 
              
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事

 http://www.tdx.co.jp/movie/djtok23/index.asp

スピルバーグ監督「未知との遭遇」
 今夜は何度目かのテレビでの放映になる。ビデオも以前から持っているので、
いまさらどうってことは無いはずであるが、その時間帯に他の番組を見ることは
多分無い。きっと一杯やりながら、テレビの前にいるだろう。

 そしてこどもがUFOにさらわれてゆく場面では息を呑み、リチャードドレイ
ファスが狂ったような行動をしはじめる場面では、彼を突き動かす衝動を私なり
に理解し、デビルタワー内部の映像に歓声をあげ、きっと今晩はその後も何度も
窓を開けて夜空を眺める事だろうと思う。

 そしてあの懐かしい4音階を繰り返し歌うのだろう。
移動ドで読むならばレ・ミ・ド・ド(オクターブ下)ソ・・・・。

 半音を持たない音楽は純粋である。倍音の構造で最初に現れる5つの音を並べ
るとドレミソラができあがる。その音階を主軸にすえた音楽が世界にはいくつか
ある。日本とモンゴルとアンデス音楽の共通項もそうである。そして、本日また
耳にするレミドドソも同じ系列である。

 1977年の、このスピルバーグ監督作品を一体何度繰り返し観たことか。

 今から28年前。私は30歳。ぼちぼち、二つ目のボーカルグループに解散の
気配が漂い始めていた。非科学的といわれつつも、超古代文明や神秘主義や精神
世界の本ばかりを読み漁る性癖は、少しも衰えず、それらを唯一の癒し処として、
やがて自らが開かねばならない仕事の道を模索し始めていた。

 レミドドソという音がUFOと人類を結びつける場面であると発見される場面
では、何度も涙を流した。「やっぱり音楽を続けることになるんだろうな」とい
う予感は、そのままその後の生き方に反映され、それから5年後には、全国を歩
きながら、ドレミソラという5音階でできた竹笛づくりのワークショップを展開
していた。

 http://www.asahi-net.or.jp/~rn6d-hnd/library/closeencounters.htm


 竹で手作りするアンデスのパンフルート。
いまもそのワークショップは続けている、すでに今までに全国では3万セット以
上が創られた計算になる。

 一緒にその笛を作った、当時の少年少女たち。今夜は夜空を見上げながら、そ
の笛を窓辺で吹いて見ないか・・。

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