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音風景あれこれ ⑯

2023.03.20

◆地球の声◆

何につけ、コレクション癖はそれほど無いとは思っているのですが、結構、
張り込んで、思いつきで購入してしまう物があります。普段は、それを所有
していることなど、忘れているのですが、そういった傾向の人と話していた
り、話題がそっちの方に流れていったときには、さも、ありなんと、遠い日
の思いつきに、感謝をする気持ちになることがあります。

「地球の声」もそういった種類のCD全集です。元YMOの細野晴臣の監修
による世界の民俗音楽全集です。全8巻。いわゆる一般的に知られている曲
は先ず見当たりません。国名としては結構グローバルに網羅されていて、ヘ
エェと思われる国としては、トリニダード、ニジェール、トンガなどを挙げ
ることができます。

 「夢見るころ・・」からの刺激でしょうか、やたらと世界の音楽が気にな
り始めました。10年以上前に購入したこのCDを、事務所で仕事中にも盛
んに流すようになっています。歌に関しては、言葉から意味を推測する事は、
ほとんど不可能です。メロディも、本当に音楽は世界をつなぐ言葉だろうか
と思われるほど、随分とプリミティブなものもあります。

 そんなときのガイドとして、CD一枚一枚のタイトルが役に立ちます。
「哀歌(エレジー)」「「既視(デジャヴュ)」「恍惚(トランス)」など、
まだ手垢のついていない言葉で括られると、それなりのイメージの枠内で楽
しむことができます。名も無い人たちが、この星の上で今も歌い続けてると
言う事実。まさしくこの地球は、宇宙の中に 素敵なヴァイブレーションを
発信しつづけている「歌う星」なのです。

下記サイトでご確認ください。

http://www.ntkr.co.jp/foa/FOA-HP-data/tuhan/tuhan-data/E7A0D.html 

象の鳴き声が「終末(FIN)」という区分に入っていました。
象の気持ちまでは推測できませんでしたが・・。

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