コラム

Columnコラム

現在・過去・未来の法則 

2023.02.08

■■■『コミュニケーション力を高める!★声みがき術!』■■■            
              
執筆者:牧野俊浩(セラピー音楽家・ヴォーカルアドヴァイザー)      

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

現在・過去・未来の法則 
 
人間の脳の中で何が起こっているかときかれて、
理路整然と答えられるのは、よほどの専門家でしょう。

この小宇宙は大宇宙との共鳴を起こしながら、実は私たちが日記に記録し
た時系列とは全く別の時の流れを、まるで現実に起こったかのような緊迫感
をもって脳内に繰り広げることがあります。

幻想、妄想、白日夢などその現象を言いあらわすには色々な言葉があるよ
うです。
その時に眼球は左右に激しく揺れ動くという話しを聴いたことがあります。


今回はかなり際どい導入となりましたが、歌を歌うということは、実は故
意にそういったトランス状態を作り出すことなのかもしれません。

人間のとっての左右という感覚と現在・過去・未来を組み合わせて考えた
あるレポートに、過去の出来事を思い出すときには人間は「エーッとぉ・・」
と言いながら、左側の空間の中から記憶をたぐりよせようとするし、未来を
夢見る時には右側の上空を眺める率が高いとありました。

その場合、現在は真正面にあることになります。

上記の説によれば、自分にとっての過去は自分の左側にあり、右側にまだ見
ぬ未来が存在する事になります。時は左から右へ流れるのです。


もし、そういう感覚を人間がもっているとするならば、歌を歌うときの
目線の配り方を注意するだけで、時の流れを表す事もできそうです。


本日のコラムは少し観念的な内容になってしまいましたが、歌の奥行きを
だすために、こんな方法を取り込んでみるのも面白いかもしれません。

「現在・過去・未来 迷い道くねくね・・・」
渡辺真知子さんの時の流れはどちらから流れてどちらにながれていったのだ
ろう・・・などと、また意識が飛び始めました。

本日はQ君がお休みのためA君の回答も省略です。

なお、前回のQ君の言葉は、「先生 今日も宜しくお願いします」を一応
正解としておきます。他にもこの母音の並びで伝えるメッセージがあれば、
それでもかまいません。こういう場合、字面だけではひとつに絞りきれませ
んものね。

一覧に戻る

有限会社 文化センターボックス

私たちは障がい者アート協会を応援しています

アート協会
「障がい者アート協会と私たちの願い」⇒リンク先はこちら
所在地
〒359-0038
埼玉県所沢市北秋津876-2-B-103
TEL
04-2998-0750
FAX
04-2998-0751
お問い合わせはこちら