2023.03.01
■■■『コミュニケーション力を高める!★声みがき術!』■■■
執筆者:牧野俊浩(セラピー音楽家・ヴォーカルアドヴァイザー)
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■マ・パ・バの法則
久しぶりに法則と名付けました。
「綺麗な声」ていうと、透明感のある軽やかなイメージがあります。
声質そのもので得をしている感じがします。
「素敵な声」っていう表現だと、心との距離感が近くて、感情がたっぷり
込められているようで、声の質はあまり問わないような気がします。
僕が皆様におすすめしているのは、勿論、「素敵な声」をもつための、
いくつかの法則です。
今回はその中の一つで「マ・パ・バの法則」と名付けました。
ちょっと一緒に喋ってみてください。
ママ・パパ・ババ・・(いけねえ!最後のはまずいか・・気にしないで
ください○○さん・・・)
日本語でこのマ行パ行バ行だけが下唇と上唇が出会う音になります。
会話の中で、この音をいかに大切にするかで、「素敵な声」になる入り口
に立つ事ができますよ。
それは、溢れる思いが、唇からこぼれる音です。
大切に、大切に発音をしてください。
日本語は母音文化といわれて、アイウエオの母音だけの連続した組み合わせ
でも、いろいろな感情表現ができる非常に特殊な言葉のようです。
そんな甘えがあるからでしょうか、子音はあまり丁寧に発音をしようとしま
せん。
特に関西系の言葉にはその傾向大。僕も関西系やからそない思います。
(急に京都弁や!)
悪く言うと、でれでれしている!(いや、ほんまやで)
それでもってサシスセソあたりはその反動かどうかわからんけど、Sを有声
化して強調してる・・・なんやろな・・(好きやけどな)
ま、それはよろしいとして。
そういう日本語の中でマパバは特殊であるからして、大切に使うと効果的で
あるといいたかったわけです。
溜め込んでいた思いを、美しく破裂させてみてください。
その時のあなたの唇の形はきっとセクシーです。