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7・38・55の定理

2023.03.03

■■■『コミュニケーション力を高める!★声みがき術!』■■■            
          
 執筆者:牧野俊浩(セラピー音楽家・ヴォーカルアドヴァイザー)

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■7・38・55の定理

今回は定理です。
法則と定理の違い・・・なんだったっけ?

まあ、僕としては使い分けしたつもりです。
このコラムでの「法則」はだいたいは僕が名付け親。

そりゃ、そうです。
僕としては自分の歌手生活の中の気付きから抽出したものですから。

で、今回の定理は、ある書物からの引用とお考えくださいね。
そんな意味で「定理」としてみました。


コミュニケーションを心理学の領域で分析すると、
7%が言葉、38%が声の大きさ、高さ。
残った55%が喋っている時の素振りや態度。

そういった情報を得て、相手を理解しようとするのが人間なのだそうです。

講演活動では、音楽は人間のすべての感覚を総動員して感じとったことを、
全ての感覚で伝えようとするものだということを力説しています。


だから、その全てをうけとってほしいともお願いしています。

僕は歌い手ですから、言葉の意味で伝えようとするのは勿論です。
その詞から掻き立てられる感情が、声の大きさにも影響を与えます。
ニュアンスとしての声の色もそこから出てきます。

表情や態度も、その感情に基づいたものならばオーヴァーアクションには
なりません。


声の高さは音程という事ですから、これは不用意に変更するわけには行きま
せん。最低限、楽譜に書かれたものに従わなければ別の歌になりますものね。

結局は声というものをフィルターとして自分を表現してゆくのが唄なのです。


これ、喋ってゆくことで得ようとしているコミュニケーションと同じという
事ですよね。


心掛けたいです。こんな喋り。自分を100%伝えること。
そのためのヒント、「声みがき術」は8%にこだわるだけではなく100%
までのカヴァーするようにこれからもお話を続けてゆきます。

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