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学びのカテゴリー 第三章その4「指凝り解放の法則」

2023.04.26

■■■『コミュニケーション力を高める!★声みがき術!』■■■            
          
  執筆者:牧野俊浩(セラピー音楽家・ヴォーカルアドヴァイザー)
    
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■■■■■ 学びのカテゴリー 第三章その4「指凝り解放の法則」■■■

仕事をしてゆく上では、商品説明やコンペなどでプレゼンテーションを求め
られることもありますね。

その時に緊張をしてしまって、失敗というのはとても勿体ない話です。

沢山の叡智の結晶として企画書が出来上がっている。
あとはそれを台本に従って説明をすれば良いわけなのですが・・・・

その時に、冷静に確認して欲しいことがあります。

咽喉が開いていることの確認をしなければいけません。
「シュワッチ」の法則で、第一声を出すときに、呼吸はストップしているも
のの、咽喉で堰き止めているのではないという意識です。

咽喉の管、空気の通るところはいつも開いているイメージが大事です。

緊張というのは、その部分だけのことではありません。

多分その部分の緊張というのは、身体全体に影響を与えているはずです。

東洋医学にありますが、部分の中に全体をみるという考えで、咽喉部分のリ
ラックスを確信するために掌をつかってみましょう。


喉が緊張していることによって、声が裏返ったりするんです。
一瞬にして咽喉のリラックスをもたらすイメージトレーニングを併用します。

これは日常的にトレーニングをしておくことによって実践で活用できます。


息を吸い込んだ状態で一度、掌を強く固く握ってみてください。
そしてそれを広げながら同時に、ゆっくりと咽喉から息を吐いてゆきます。
はっきりした言葉にならなくてもいいですから、オオとかアアという感じで
柔らかく発声します。

握った掌を開く時に再び血が流れ始めるのが意識できますね。

それと同時に、力を抜くという刷り込みを咽喉に覚えさせるのです。
これはイメージを利用したトレーニングです。

上記の練習を繰り返しながら、瞬時に自信にあふれたイメージを結べるよう
にしましょう。

私の場合は円の中心にたっているイメージを思い浮かべます。

どこかでも似たような例えをしたような気がしますが、坂道での車の発進を
思い出して見ましょう。

最近はほとんどの車が「オートマ」ですので、あまり良い例えとは言えない
のですが、いわゆる「半クラッチ」の状態。前進するのでも無く、と言いな
がらも、もちろん落ちるわけにも行かないという微妙な感覚。

円の中心に立つイメージを持ちながら、同時にこの感覚をみがいてゆくと、
一種の浮遊感が生まれてきます。真っ直ぐに上昇する気分です。

これは貴方の存在をかなり際立たせますよ。
是非習得して下さい。

プレゼンなんてのは、所詮は存在感で乗り切ることができるものです。


完成形として、掌の力を抜けば咽喉が開くという連携を、身体が意識できれ
ば、どんな場所でも瞬間的に咽喉を開くことができるのです。
いわゆる条件反射を身体に刷り込んでしまうということです。


あなたのプレゼンテーションの前に15秒もあれば、これであなたは「喉の
緊張がなくなったので、いい声で話すことができる」と自信を深めることが
できます。

是非、大事な話の時には実行をしてみてください。気持ちが落ち着けば、何
度か練習をしてきた「声のホームポジション」を見つける事はなんなくでき
ますから、安心をしてください。

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有限会社 文化センターボックス

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