いつも先生が聴いていると思って演奏しなさい
2023.02.25
■今日のバイブレーション■
いつも先生が聴いていると思って演奏しなさい
(ロベルト・シューマン:ドイツの作曲家)
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●今日のバイブレーションから思い浮かんだ事●
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最近、話題になっている、音楽大学を舞台にしたギャグマンガがあると知った。
二ノ宮知子さんの描く「のだめカンタービレ」というコミックらしい。間もなく
単行本としては、7冊100万部を超えるとのことであるから、かなり売れまく
っている。僕はまだそれに接していないので、何ともいえないが、普段はあまり、
聴く機会のないクラシックの曲や作曲家(例えばジョリベという作曲者・・僕は
知らない・・・)の演奏や練習風景を素材にしてベタベタのギャグでストーリー
が進行するらしい。朝日新聞に紹介されたコラムに添えられたコミックの一コマ
では、先輩が後輩をピアノの演奏を起因として、ぶっとばしていた。
コワーッ・・・・・・
音楽大学と体育会系部活動って結構近いのかも知れない。
このギャグマンガの事をしって、是非、この中の一冊読んでみたくなった。
そして、その見知らぬ曲を聴いてみたくなった。
なんのためにか。
その先輩が殴る理由を見つけてみたいのである。
その先輩が後輩を殴ってまで、教え込もうとした、その音楽家の魂にふれてみ
たいのである。
僕の知っているクラシックの器楽曲の知識は、全く自慢するにはあたらない。
せいぜい中学生用の教科書レベルだろう。なんともお粗末なものである。
クラシックの中で熱く燃えた作曲家たちを再発見して、自分とクラシックの距
離をぐっと縮めてみたいと、思うのである。これも自分の音楽をさぐる道か・・。
二ノ宮さんはこのように言う。
「クラシックの高尚で保守的なイメージを崩したかった」!ちょっと拍手!
シューマンさんの、この言葉は、まだ、僕には重たい・・。